マウスカーソルの指定方法と、種類一覧。
マウスカーソルはスタイルシートでcursor:auto;などで指定するだけで、ブラウザが対応していればその指定したカーソルが表示されます。
対応していない場合の代替カーソルとして、２つ目、３つ目を指定出来ますがOperaは１つ目しか認識してくれません。（対応していない指定が１つ目にあれば、２つ目以降の指定を無視してautoが使われます）

url()を指定することで、独自の画像を指定することが出来ます。
画像のファイルに指定出来るのは、
Win IE：cur
Win Gecko：cur, gif, jpg, png
が対応していて、それ以外のブラウザ（Macの主要なブラウザ全て、およびOpera）は未対応です。
Safari1.2以上は未確認です。

<img src="hoge.jpg" alt="hoge" style="cursor:auto">
<img src="hoge.jpg" alt="hoge" style="cursor:url(hoge.png), url(hoge.cur), crosshair">

指定	Windows	Macintosh	サンプル
auto			cursor:auto
	カーソルの位置にあるコンテンツに依存
crosshair			cursor:crosshair
	十字カーソル
default			cursor:default
	コンテンツに関係なくデフォルトカーソルが使用されます。通常は矢印です。
pointer			cursor:pointer
	リンクに使われるポインターカーソル
move			cursor:move
	ドラッグなどに使われるカーソル
e-resize			cursor:e-resize
ne-resize			cursor:ne-resize
nw-resize			cursor:nw-resize
n-resize			cursor:n-resize
se-resize			cursor:se-resize
sw-resize			cursor:sw-resize
s-resize			cursor:s-resize
w-resize			cursor:w-resize
	リサイズカーソル
text			cursor:text
	テキストカーソル。通常はアイビーム（I-beam）が使われます。
wait			cursor:wait
	待機カーソル。
progress			cursor:progress
	進行中カーソル。アプリケーションが処理を終了するのを待たずに操作出来るという意味があります。
help			cursor:help
	ヘルプカーソル
url(xxx.cur)			cursor:url(imagecur.cur), help
	画像カーソル（cur、ico）は、WinIE、WinFF、WinMZ、WinNCのみ対応しています。 画像カーソルに対応していなければ、helpカーソルが表示されます。
url(xxx.gif)			cursor:url(imagegif.gif), url(imagecur.cur), help
	画像カーソル（gif、jpg、png）は、WinFF、WinMZ、WinNCのみ対応しています。 gif画像カーソルに対応していなければ、curカーソルが、gif、curともに対応していなければhelpカーソルが表示されます。
url(xxx.svg#id)			cursor:url(svgcur.svg#linkcursor), help
	SVGカーソル。SVGで記述されています。 SVGカーソルに対応していなければ、helpカーソルが表示されます。

SVGファイルのmimeタイプはimage/svg+xmlです。
imageとなっているとおり、画像を意味するファイルですが、内容はテキストファイルで、表示する形式などをXMLで表しています。
一般的なDTDは
<!DOCTYPE svg PUBLIC "-//W3C//DTD SVG 1.1//EN"
        "http://www.w3.org/Graphics/SVG/1.1/DTD/svg11.dtd">

W3C Working Draft(18 User interface) ... 18.1 Cursors: the 'cursor' property